犬に与えてはいけない絶対NGな『豆類』3選!食べてもいい種類や正しい与え方とは

犬に与えてはいけない絶対NGな『豆類』3選!食べてもいい種類や正しい与え方とは

「豆」と言えば、なんとなく体に良さそうなイメージがありますよね。栄養効果が優れていることから、畑の肉とも呼ばれるほどの豆。人にとっては積極的に取り入れたいひとつの食品ですが、犬にとってはどうでしょう。今回は豆類についてご一緒に見てまいります。

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記事の提供

日本初ウェディング専門ペットシッター会社【銀座INPET】代表。犬の心を大事に育てるメソッドを推奨。過去に警察犬嘱託訓練所、USトレーナーズキャンプ参加等、様々な訓練経歴を持つ

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

最初に話しておきたいこと

獣医とプードル

犬に与えてはいけない、また、与える場合の豆の種類等について触れる前に、みなさんに知っておいていただきたいことがあります。それは食品アレルギーについてです。人にも豆アレルギーがあるように、犬にも豆アレルギーがあります。

これは体の反応によるものであり、個体や体調により強いショックを引き起こすことも考えられます。そのことから豆類に限らず、アレルギーの可能性が考えられる食品を犬に与える場合は、十分にご注意の上与えてください。

犬に与えてはいけない豆3選

ぐったりプードル

その1.生の豆

豆の種類に関わらず、何の処理も加工もしていない生の豆類はNGと言えます。その理由は、消化不良をはじめ、嘔吐、下痢、運動失調、呼吸困難など様々な危険な状態に陥る可能性があるためです。

犬は元々肉食動物から雑食へと進化した動物ですから、食物繊維や植物性タンパク質の消化吸収が得意ではありません。生の大豆にはトリプシン・インヒビターという物質が含まれています。これは、膵臓から分泌されるタンパク分解酵素であるトリプシンの働きを阻害する物質です。生の大豆を食べてしまうと消化がうまくできず、消化不良や下痢などの症状を起こす可能性があります。この物質は熱を加えると失活(効果を失うこと)しますので、豆は必ず熱を加えてからにしてください。

その2. 大きな豆

豆の種類による成分の違い、というよりは豆の大きさの問題です。犬は人のように食べ物をすりつぶすための歯を持っていません。(その代わりに食べ物を切り裂く能力を備えた口構造をしています)咀嚼するための歯を持っていないため、基本的には犬は食べ物を丸飲みすると思ってください。

このことから、例えばチワワのような細い食道を持つ犬に、その食道の太さよりも大きな直径の豆をなんの加工もせず丸のままの形状で与えたとします。そうすると当然食道を通過するのに困難を要しますし、間違えて気管に詰まってしまったりなどすれば命に係わる一大事に発展してしまう場合も...。こうしたことから、大きなままの豆はNGです。

その3. 殻付きの豆

節分の豆まきによく使われる落花生のように、殻をつけたまま食卓に並ぶ豆の種類は意外に多いものです。人は殻と豆の中身を判別することができますが、犬にとっては殻と豆の中身の匂いがほとんど同じため、殻でも食べてしまうことがあります。

豆の殻を摂取すると、消化不良をはじめとする嘔吐、下痢などのダメージを受けますので注意が必要です。食べ過ぎると腸閉塞を起こす可能性もあります。落花生の他に気を付けていただきたい殻付きの豆類には、枝豆、ピスタチオ、さやえんどうなどがあります。

良い豆の与え方

犬とパンケーキ

ここまではNGな豆の情報をお届けしてきましたが、豆には豊富な栄養素もあります。では、それらをどうやって愛犬に与えるのが良い方法なのでしょうか。キーは「加工」です。

例えばおなじみの大豆を加工した食品である豆乳、豆腐、きな粉。これは消化しやすい上、大豆に含まれる大豆サポニンは抗炎症作用やがん細胞の増殖の抑制、活性酸素の除去の効果があるとされ、シニア犬のアンチエイジングへの期待が高まっています。

また、大豆ペプチドは内臓脂肪を減少させる効果があるという研究結果から、犬の肥満解消に役立つとも言われているのは見逃せない情報ですね。

まとめ

舌ペロチワワ

いかがでしたでしょうか。ヘルシーなのに栄養満点。豆の持つ豊富な栄養素を上手に愛犬にも取り入れるためには、まず豆の特性を知ること。その上で煮る、すりつぶす、等の加工をし、与え方に注意をしながら、豆パワーを愛犬との日々の健康に取り入れていきたいですね。

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