犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為4選

犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為4選

かわいい愛犬の姿をスマホのカメラ機能で撮影する人は多いですよね。しかし、犬をスマホで撮る時は、愛犬に悪影響を与えないよう注意しなければいけません。今回は犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為を紹介します。

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記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子
  • (AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター )

獣医師・AEAJ認定アロマテラピーインストラクター・ペットライター
山口大学農学部獣医学科(現:共同獣医学部)卒業。2006年3月~2023年3月 有限会社ふくふく動物病院 取締役・院長。ジェネラリストですが、得意分野は皮膚疾患です。
獣医師歴26年(2023年4月現在)の経験を活かし、ペットの病気やペットと楽しむアロマに関する情報をお届けします。

愛犬をスマホのカメラで撮影する人は多い

愛犬と一緒に自撮り撮影する女性

かわいい愛犬の何気ない姿を、スマホのカメラ機能を使って撮影する飼い主さんは多いですよね。むしろ、スマホの普及率が高くなった近年、ほぼ全ての飼い主さんがスマホで撮影しているのではないでしょうか。

中には、自分の写真や他の写真より圧倒的に愛犬の写真がたくさんあり、カメラロールが愛犬の写真で埋め尽くされている…なんて話も珍しくありません。

ちょっとした愛犬の姿や行動を写真や動画で撮ることのできるスマホはとても便利です。しかし、愛犬をスマホで撮る際は、注意が必要な点があることも考慮する必要があります。

犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為とは

3匹の犬とスマホカメラ

ここからが本題です。愛犬をスマホで撮影すること自体は問題ではありません。しかし、スマホで写真を撮る時には、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。ここでは、犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為を紹介します。

1.フラッシュを使用しての撮影

スマホのフラッシュ機能

まず、絶対にやってはいけない行為として、フラッシュを使っての撮影が挙げられます。スマホのフラッシュ機能は、通常のカメラを同じくらい強い光が放たれます。

犬にとって、突然強い光が目の前で焚かれる光景は、警戒心を強めますし、何より恐怖を感じます。何気なくリラックスしていたら、突然緊張感が走るといった状況になってしまい、ストレスを与えることになるのです。

また、強いフラッシュは、犬の健康に悪影響を及ぼす恐れもあります。犬の中には、視力が低下してしまったり、てんかん症状の1つであるけいれん発作を引き起こす恐れも。したがって、フラッシュ撮影は絶対にやめてください。

2.無理な長時間撮影

愛犬のかわいい写真を撮りたいと、飼い主は張り切ってしまいがちです。しかし、張り切って良い背景や格好をさせて長時間撮影し続けることは控えてください。

無理に「待て」を連呼して長時間同じ場所に居続けさせる行為は、犬にとって私たちが想像している以上に負担になりますし、ストレスを感じる行為です。

また、同じ場所にとどまらせていなくても、長時間スマホを構えて追いかけてくる飼い主は、犬にとって少し奇妙で恐怖すら感じます。強いストレスとなるので長時間撮影する行為はやめましょう。

3.大きな連写音

驚いて耳を広げる犬

スマホのカメラといえば、大きなシャッター音が響きますよね。実は、突然「カシャッ」と鳴るスマホのシャッター音を怖がる犬は多いです。

実際、スマホのカメラで撮影しようとすると、愛犬が逃げるという話はよく聞きます。これは犬が過去にスマホを向けられた際、嫌な思いをしたことがトラウマとなっている可能性が高いです。そのうちの1つに、突然鳴り響く大きな機械音(シャッター音)が挙げられます。

特に連写する際に鳴り響く連写音は、犬にとってトラウマにもなり得るほど恐怖を与えます。スマホのカメラで撮影する際は、無音カメラアプリをインストールするなどして、なるべく愛犬を怖がらせないようにしましょう。

4.普段着慣れていない服を無理に着せる

かわいい写真を撮影するために、愛犬に普段着慣れていないオシャレな服を着せる飼い主さんは多いです。しかし普段着慣れていない服を無理に着せてしまうと、犬は窮屈さや不快感を感じ、ストレスを抱えてしまいます。

元々犬にとって服は不自然なものです。少なからずストレスを感じるのに、普段着慣れていない服を無理に着せられ、なおかつスマホのカメラを向けられる行為に強い不快感を感じる犬は多いでしょう。

かわいい写真が撮りたいからと無理に着慣れていない服を着せたり、ジャラジャラと装飾のついている服を着せる行為は避けてください。

まとめ

眠る愛犬を撮影する

いかがでしたでしょうか。愛犬の可愛い姿を撮りたいという思いは、とても理解できます。しかし、だからといって愛犬に負担をかける行為はやめましょう。愛犬も飼い主もストレスのないよう、工夫や配慮をしつつ撮影を楽しんでくださいね。

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