犬は一度教えたことを忘れてしまう?どのくらいの記憶力を持っているの?

犬は一度教えたことを忘れてしまう?どのくらいの記憶力を持っているの?

教えたはずのことをすっかり忘れている愛犬の様子にがっかりしたり、ショックを受けたりしたこともあるはず。犬は一度教えたことをなぜ忘れてしまうのでしょうか?また、どうすれば忘れずにいられるのでしょうか?

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犬は記憶力はいい?悪い?

並んで伏せている犬

「なんでそんな昔のこと覚えているの?」「今叱ったばかりなのにもう忘れたの!?」犬と暮らしていると、そのどちらも感じたことがあるのではないでしょうか?そのため犬の記憶力がいいのか悪いのか、よくわからないと思うことも多いと思います。

これは、犬の記憶にはいくつか種類があり、それぞれ異なる特徴を持つことが原因と考えられます。特に短期記憶と長期記憶に大きく分けられますが、短期記憶の場合ほんの数秒間しか覚えていられないと言われています。

そのため、長期記憶として形成されていないできごとについては、数分経ってからリアクションをしても犬には通じない可能性が高いのです。留守番中にしたいたずらを、帰宅後に叱っても意味がないと言われるのはこれが理由で、数時間前に自分が行ったいたずらと、今叱られている状況を結びつけて考えられないのです。

これと同様に、教えたばかりのことをすぐに忘れてしまうこともめずらしくありません。むしろ、人間の都合で覚えて欲しい行動を犬に教えるときは、一度では覚えらないと思った方がいいでしょう。

犬の記憶にとって大切なのは「反復」と「感情」

女性にお手をしている犬

一度教えたこともすぐに忘れがちな犬に、しっかりとしつけを覚えさせるためには大切なポイントが2つあります。それは「反復」と「感情」です。

反復というのは、何度もくり返し教えること。毎日くり返し同じことを教えて、習慣化することで短期記憶が積み重なって、長期記憶に変わっていきます。長期記憶になると、意識しなくても忘れることが少なくなり、当たり前のこととして覚えていられるようになります。

これは、しつけ以外で自然に行われていることが多く、犬が飼い主さんや自宅の場所などを覚えて忘れないことに関係しています。そのため、覚えて欲しいしつけがあるときは、1日の中で時間を置いて何度もくり返しトレーニングを行ったり、毎日連続してしつけをしたりするといいでしょう。

また、もうひとつ大切なのが感情です。犬は感情が大きく動いたときに、その状況を強く記憶します。具体的には花火や雷などの大きな音や病院で注射をして怖い思いをしたときや、散歩で出会った人からおいしいおやつをもらったときなどは、とても強く印象に残ってたった一度のことでもずっと覚えているのです。

病院の場所に近づくと嫌がったり、好きな人に会った公園に行きたがったりするのは、強い記憶があるからなのです。

場所や状況が変わるとわからなくなってしまうことも

傾いている柴犬

犬はくり返し教えられたことや、強く印象に残っていることはしっかりと記憶しています。しかし、覚えているはずのことも場所や状況が変わることで、わからなくなってしまうことがあります。

犬は「般化」という、似た状況でも同じ反応をすることがとても苦手な動物です。知っていることも、シチュエーションが変わると理解できなくなり、別のものとして捉えるようになってしまうのです。

例えば、いつも家のリビングでだけおすわりのトレーニングをしていると、外に出て「おすわり」と指示を出しても、それが家の中で教わったおすわりと同じこととはわからず、正しい行動を取れないのです。

そのため、出かけた先でいつも通りの行動ができないときは「たくさん教えたのに!!」と怒らず、般化が十分ではなかったと思ってあげてください。いつでもどこでも、誰が相手でも同じことができるように、さまざまなシチュエーションでトレーニングを行うことが大切です。

まとめ

白茶のミックス犬

犬は、短期記憶がとても短くほんの数秒前のことも忘れてしまうことがあります。ただし、くり返し教わったことや、うれしい・怖いなどの感情が伴ったときには強く記憶に残って、長い間覚えていることができます。

そうして長期記憶になると、今度は忘れにくくなります。しつけで教えたことを、しっかりと覚えて欲しい場合にはくり返し根気よくトレーニングをすることと、犬がとてもうれしくなるようなほめ方をすることが大切なポイントです。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    犬の短期記憶はほんの数秒しか持ちません。だからこそ誉める、叱るは現行犯なのです。ただしこれはこの記事とは別件ですが誉める叱る方法は犬の小清や性格によって異なります。この話はその専門の記事の時にお話します。
    話を戻します。短期記憶は数秒しか持たないのに何故我ら家族や家の場所など覚えるのでしょう。それが長期記憶です。この記事にあるとおり繰り返し反復することで短期記憶を繰り返すと習慣化し当たり前の行動になるのです、長期記憶は習慣と言っても良いでしょう。何故反復と感情が必要なのかもう少し具体的に話します。反復が必要なのは犬は指示を言葉ではなく音で理解します。つまりある指示の音が聞こえたらこの行動をすると理解するのです。だからある音=ある行動のような理解になるのです。つまりある音を繰り返し教えある行動を結びつける。この短期記憶を繰り返すことで理解し習慣化することで躾として完成するのです。感情が必要なのは叱ると嫌だし誉めると嬉しいものです。ある音=ある行動するから良いことが起きる、ある音=異なる行動すると嫌なことが起きる。このように記憶することで指示の良し悪しを理解します。なので感情がないトレーニングを続けるよりは報酬を用意したトレーニングをした方が効率的です。あと昔教えた指示をしたしばらくしてから出来るのも長期記憶になっているからです。模試昔教えていてしばらくやってないな、久々にやってみるかと思ったらやってみてはどうでしょう?やってくれるかもしれません。出来なければやめるか教え直すかしてみて下さい。トレーニングや新技取得は認知症防止になります。俺の愛犬も今12歳ですが未だに暇なとき訓練を続けてます。是非無理のない範囲でトレーニングしてみてはいかがでしょうか
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