犬に適切なドッグフードの量はどのくらい?与え過ぎは命の危険も…!

犬に適切なドッグフードの量はどのくらい?与え過ぎは命の危険も…!

「愛犬に与えるドッグフードはどのくらいが理想的なのかな?」と悩む飼い主は少なからずいることでしょう。結論から先にいいますと、『犬の体質やフードの種類によって理想的な量が異なる』といえます。では、どのようにして愛犬にとっての適量を決めればよいのでしょうか。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

愛犬に適切なドッグフードの量は?

ドッグフードと犬

フードの理想的な量は?

「愛犬のご飯はどのくらいが適量なんだろう?」と考えたことはありませんか?犬は食いしん坊な傾向にあるので食べ物を与えれば与えるだけ食べてしまうことが多く、どのくらいが適量なのか分かりにくかったりします。結論からいいますと、与えているフードの袋に記載されている量を参考にすれば基本的には大体問題ないといえるでしょう。

例えばフードの袋には犬の体重ごとに与える量が書かれていると思います。ですので、愛犬の『理想的な体重』と照らし合わせてフードの量を決めればOKとなります。

しかし、ここで気をつけたいのが、愛犬の現在の体重でフードの量を調べるのではなく、あくまで『理想的な体重』でフードの量を調べるということです。愛犬が現段階で太り気味だった場合、現段階の体重でフードの量を調整すると結果的に適量よりも多くの量のフードを与えてしまうことになってしまいます。

ですのでフードの適量を調べるときは、まず愛犬の体格が『痩せている』のか『標準』なのか。はたまた『太っている』のかを調べてみましょう。

体格を見て量を調節する

それでは、愛犬の現在の体格がどのタイプなのかを調べてみましょう。まず愛犬を四つん這いに立たせた状態で上から愛犬を見てください。このときに肋骨の後ろ側にくびれがあり横から愛犬を見たときにお腹が上に上がっているのでしたら『標準体型』となります。

次に同じように上から見たときにくびれがハッキリ見える。そして横から見ると肋骨が目で見てハッキリわかる。お腹の部分もシュッとしながらお尻に向かって上がっていて脂肪が無いように見える。といった場合は『標準より痩せている』といえます。

そして、愛犬を上から見たときに肋骨の後ろにくびれがほとんどない。横から見ると肋骨が全く見えなくてお腹の部分が上がっていない。もしくは垂れている。といった場合は『太っている』といえるでしょう。

犬種によって体格の差が少しあるとはいえますが、大体の場合はこの方法で愛犬の現在の体型が『痩せている』のか『標準』なのか『太っている』のかを知ることができます。愛犬の体格が分かったら、フードの袋に記載されている体重とフードの適量を見ながら与える量を微調整していきましう。

例えば、愛犬の体重が5キロの場合だと…体格的に痩せているのでしたら5.5キロ~6キロの体重で与える量のフードを与える。標準体型なら現在の愛犬の体重でフードの適量を調べて与える。太り気味なら4キロ~4.5キロほどの体重のフードの適量を調べて与えるようにすると良いと思いますよ。

年齢によって与えるべき量が変わる

犬は年齢によって消費カロリーや運動の量、食べる量、摂取すべき栄養などが異なりますので、結果的にそのときの年齢によってもフードの適量が異なるといえます。

ありがたいことに犬のフードは『子犬用』『成犬用』『シニア犬用(約7歳~)』と年齢ごとに分けられて販売されていることが多いので、愛犬の年齢に応じて変えるようにしましょう。そうすることで手軽に愛犬にあった理想的なフードの量を与えることができますよ。

避妊・去勢をしていると太りやすい

犬は避妊・去勢手術を行っていると太りやすいといわれています。避妊・去勢することで基礎代謝が低下してしまうことで太りやすい体質へと変化する。オスの場合だと男性ホルモンが減ることで体に脂肪がつきやすくなる。といったことが原因として考えられるそうです。

ですので、愛犬が去勢・避妊している場合はフードの量が適量でも太ってしまうことがあります。そういったときは、少しフードの量を減らして様子をみることをおススメします。

詳しい適量を正確に知りたい場合は動物病院に相談しよう

ネットには犬の理想的なフードの量を細かく知るための計算法が紹介されていたりするので、もっと細かくフードの適量を知りたい場合はそちらの方法を試してみるのも良いかと思います。

ただ私の個人的な意見としては飼い主ひとりでいくら細かく計算したとしても犬種による体質やその犬がもつ体質によってフードの適量は異なってしまうので過信しないよう気をつけましょう。確実にフードの適量を知りたいのでしたら動物病院に相談しながら一緒にフードの量を決めるのが一番だといえるでしょう。

フードの与えすぎは命を危険にさらすことに!?

フードと大型犬

肥満による体への悪影響

もし愛犬が食べたいぶんだけフードを食べて太ってしまった場合、犬の体にはどのような悪影響が出てしまうのでしょうか。犬が肥満になってしまうと、人間が肥満になったときと同じように体にさまざまな悪影響が出てしまうことになります。例えば……、

  • 高血圧
  • 関節に負担がかかる
  • 呼吸器官に負担がかかる
  • 心臓に負担がかかる
  • 肝臓の機能が低下
  • 免疫機能の低下
  • 糖尿病を発症するリスク
  • ガンになるリスクが高くなる

などの悪影響が出てしまうことになります。こういった症状を見るだけでも肥満は危険なものだと感じることができますが実際にはもっとさまざまな問題を抱える可能性があり、なかには命を失ってしまうほどの大病を発症してしまうことも珍しくありません。

肥満はほとんどの場合、フードやおやつの与えすぎが原因となりますので、愛犬の健康のために日頃から与えすぎないよう気をつけてあげることが大切といえるでしょう。

まとめ

フードと見つめるコーギー

犬に与えるドッグフードの量は、愛犬の体格と体重を調べてからフードに記載している体重ごとの量を見ると理想的な適量を知りやすいといえます。ただ、犬種や避妊・去勢の有無。犬の体質やフードの特性によってフードの量が異なるといえますので、さらに細かく適量を知りたい場合は動物病院で相談することをおススメします。

犬が肥満になってしまうと様々なリスクが出てしまうことになりますので、愛犬が毎日食べるフードを与えすぎないように気をつけたいですね。

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