安全なドッグフードを選ぶために覚えておくべき4つのこと

安全なドッグフードを選ぶために覚えておくべき4つのこと

皆さんは愛犬の食べるドッグフードをどのように選んでいますか。ドッグフードは栄養素、原材料などそれぞれ含まれている物が異なります。今回は愛犬に長生きしてもらうためにも、安全なドッグフードを選ぶために覚えておくべきポイントをご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

安全なドッグフードを選ぶために覚えておくべきこと

ドッグフードを食べる犬

毎日愛犬が口にするドッグフード。重要な役割を持っているので、なるべく愛犬に合った良質なドッグフードを与えてあげたいですよね。でもドッグフードを選ぶときはどのような点に注目して選ぶべきなのでしょうか。

1.動物性たんぱく質が入っているか

フードボウルに入った生肉を見つめる子犬

ドッグフードの原材料には、動物の肉が含まれていることが多いです。それは、犬にとって動物性たんぱく質と呼ばれている栄養素が必要不可欠だからです。

動物性たんぱく質は犬にとってエネルギー源となるだけでなく、体の調子を整えてくれる酵素を生成する役割も担っています。植物性たんぱく質よりも消化しやすいので、消化不良を起こさない点もポイントですよ。

動物性たんぱく質を持つ動物肉の中でも、馬肉は高タンパクである上、低脂肪なお肉。ダイエットをしている犬にとってはとても魅力的ですので、何の動物肉が使われているかにも注目すると良いですよ。

2.添加物が入っていないもの

ドッグフードには人工添加物が含まれている物と、含まれていない「無添加」と呼ばれる物があります。添加物は犬の身体にはあまり良くないので、できるだけ無添加のドッグフードを選ぶようにしましょう。添加物の中には、体調不良を引き起こしたり、病気を発症する原因となるものが含まれていることもあります。

完全無添加のドッグフードは少し高かったり、消費期限が短めに設定されたりしていることが多いですが、愛犬の健康を考えると、なるべく無添加の物を選択することも視野に入れましょう。

3.グレインフリー

小麦

皆さんはグレインフリーと表示されているドッグフードを見たことがありますか?グレインフリーとは「穀物不使用」の意味を持ちます。犬によっては、穀物に対してアレルギーを持つ場合もあります。

もちろん、犬によっては穀物類に対してアレルギー症状を全く起こさない犬もいます。しかし、中には下痢や便秘といった症状を起こしやすくなる場合もあります。アレルギー症状や消化不良を防ぐためにも、皮膚のかゆみや下痢や嘔吐などの消化器症状が起こりやすい犬はなるべくグレインフリーのドッグフードを選ぶと安心ですよ。

4.価格が安すぎない

ウインクする犬とお札の挟まった貯金箱

ドッグフードは毎日食べる物なので、できるだけ節約して安く購入したい…そう考える飼い主さんは多いでしょう。消費量も多いので、なるべく家計を圧迫しないようにしたいという気持ちはよくわかります。

しかし、他のドッグフードに比べてあまりにも安い物は、4Dミートと呼ばれる動物肉を使用している可能性があります。4Dミートの4Dは、

  • DEAD=死亡した動物の肉
  • DISEASED=病気を患っていた動物の肉
  • DYING=死にかけていた動物の肉
  • DISABLED=障害を持っていた動物の肉

を意味しています。これらの肉が使われているドッグフードを愛犬に与えたいと思いますか?いくら安くても、通常の動物肉に比べて悪質であることは明白なので、あまり良い印象は抱きませんよね。

このように条件の良くない動物肉は、廃棄処分してしまうと廃棄量が多くなってしまい、地球環境に悪影響を与えます。そのため、廃棄するのではなく有効利用しようとドッグフードやキャットフードに使われることがあるのです。

条件が悪いこともあり、安価で流通しているため、4Dミートが使われているドッグフードは他のドッグフードに比べて安い値段で販売されるのです。良質で安全なドッグフードを選びたい場合は、なるべく安すぎないドッグフードを選ぶようにしましょう。

安全性だけでなく愛犬に適切なドッグフードを選ぼう

階段の上で休む老犬

ここまで安全なドッグフードを選ぶために覚えておくべきポイントをご紹介してきましたが、ドッグフードを選ぶ際は愛犬に合ったドッグフードを選ぶことも重要です。

例えば、シニアに入った犬であれば、ドライフードよりもウェットフードの方が食べやすく、食欲促進にも繋がるためおすすめです。アレルギーを持つ犬であれば、そのアレルゲンが含まれていないドッグフードを選ぶことが大切です。

このように年齢やその犬の持つ性質、病気などを踏まえて原材料や含まれている栄養素を判別することも重視しましょう。

まとめ

ドッグフードを食べる犬

いかがでしたでしょうか。できるだけ安全で良質なドッグフードを選びたい場合は、今回ご紹介したようなポイントを重視して選ぶことをおすすめします。しかし、現在販売されているドッグフードの多くはきちんと精査されている物です。健康に害を与える物は少ないので、多くのドッグフードを安心して使うことができますよ。

グレインフリーのドッグフードについて

2018~2019年にアメリカ食品医薬品局(FDA)が、グレインフリー(穀物を含まない)ドッグフードと犬の拡張型心筋症との関連性を指摘しました。しかし現在も調査は続行されているものの因果関係は不明確で、民間企業の専門家チームによる否定的見解も示されています。愛犬の体調やドッグフードについて不安のある方は、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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